
講演会の目的・ねらい
平成28年3月2日、神奈川県鎌倉市立大船中学校の生徒さん約170名にキャリア・まちづくりについての講演会を行いました。
まもなく卒業となる3年生の生徒にとって、将来の生き方を考えるきっかけとなる様な講演会を目指しました。
[講演会の目的]
■社会における企業の果たす役割や、具体的な取り組みについて学び、社会への関心を深めると共にその仕組みについて学ぶ。
■授業を通して、自分の生き方について考える機会とし、キャリアプランニング能力の育成を図る。
■東日本大震災の被災地の様子を知ると共に、その後の復興事業としてのまちづくりについて学ぶ。
■義務教育の段階から、まちづくりへの興味と意識向上を図る。
講演会の内容
[キャリア・まちづくり講演会プログラム]
はじめに (佐久間 香)
3年間の総合的な学習の時間で学んだことのふりかえり
Ⅰ部: まちづくり事業について (竹内 豪)
① 自己紹介(まちづくりの仕事の紹介)
② 東日本大震災の被害状況と復興事業の概要
③ 復興事業の課題と理解を得るための取り組み
Ⅱ部: まちづくり活動について(明石 敬史)
① 自己紹介
② 東日本大震災でのまちづくり活動
③ まちづくりへの参加について
Ⅰ部では、実際のまちづくりの仕事や、東日本大震災の復興事業の取り組みなど大規模な工事を行うまちづくりを中心に説明を行いました。工事をするだけでは、まちに活気が戻らない問題点につても説明をしました。
Ⅱ部では、東日本大震災でのボランティア活動をはじめ、様々なまちづくり活動を紹介し、まちづくりの活動がまちの活気や笑顔を取り戻していること、地域のお祭り参加などもまちづくり活動であることを伝え、まちづくりは誰にでも参加できることを伝えました。
参加メンバー
[司会・案内役]
佐久間 香:鎌倉市立大船中学校 教師
[講師]
竹内 豪 :UR都市機構、法政大学デザイン工学部 都市環境デザイン工学科 非常勤講師
明石 敬史:外資系アウトドアアパレル企業、法政大学デザイン工学部 都市環境デザイン工学科 教育技術員
[サポーター]
吉田 魁人:法政大学デザイン工学研究科 都市環境デザイン工学専攻 空間情報・伝達研究室 修士課程